家づくりの流れ - MGR真柄工務店

かしこい家づくりの流れ、お教えします。

家を建てたいと考えたとき、みなさんまずなにからはじめますか？

ネットで検索したり、住宅雑誌を購入したり、総合展示場に足を運んだり…

家づくりでは一番楽しい時期かもしれません。

しかしながら、ここであまりに現実離れした家ばかり見てしまうと、そこからの家づくりが、夢を削る行為にもなりかねません。

わたしたちMGR真柄工務店からお伝えしたいのは、楽しい家づくりを、無理なく、我慢することなく実現するための方法です。

１．まずは、ファイナンシャルプランを見直してください。

間違いのない家づくりを行うには、まずお金の話からしなくてはいけません。

今の自分に果たして「総額いくらまでの家づくり」が出来るのかを、しっかり認識すること。ここを曖昧にすると家づくりが妥協の産物になってしまう可能性が高いからです。

では、家づくりにいくら掛けられるのか、どうすれば計算できるかをお教えします。

住宅取得に廻せるお金は、①現在の貯金、②親等からの資金援助、②住宅ローンなどの借入れの３つになります。

この総額が家づくりに使える予算のすべてということになります

①の貯蓄ははっきり把握することができますし、②も相談することで支援してもらう金額ははっきりします。

すると、残る③の借り入れをいかに工夫するかが、住宅取得の予算を決める伴になるといえます。

返済可能な額を決める

現在賃貸にお住みであれば、毎月の家賃はそのまま住宅ローンにスライドできます。これに定期預金などがあれば、その分も住宅ローンに引き当てることができます。

そして、現在加入している生命保険があれば、ローンを借りる際に加入する保険（団信）があるのでやめることができます。

これがまずベースの月々の返済可能額になります。

これに、お小遣いやジム・習い事など月極で払うもの、外食などの贅沢などを見直すことで、返済可能額を上乗せしていきます。

一方、将来の掛かってくるお子様の教育費や、月々の水道光熱費、固定資産税など税金なども計算に入れなくてはいけません。

とはいえ、あまりに上限いっぱいまで借りてしまうと、せっかく新居を建てても暮らしそのものが楽しくないものになってしまいます。

このように、「総額いくらまでの家作りなら無理がないか」を考えること

ここから家づくりをはじめてみてください。

２．予算配分を決める、土地を取得する場合は慎重に

家づくりの総額がハッキリしたら、次は予算の配分です。

家づくりに掛かる費用は、住宅本体価格だけではありません。

生活するのに必要となる外構費用、家具、カーテン、照明器具なども計上しておかなくてはいけません。

建物の登記費用とかもかかりますし、賃貸からの引っ越し代、建て替えの場合は、仮住まいの費用が必要となります。

そして、土地がない場合は、土地の取得費用も必要になります。

ここで気をつけて欲しいことがあります。

資金計画を立てる前に、土地は絶対に買ってはいけないということ。

住宅取得に掛けられるお金は限られています。そこから土地代を抜いた金額が建物に掛けられる予算になるわけですから、土地に予算を掛けすぎてしまうと、残念ながら思い通りの家は建たなくなります。

３．スケジュールを確認する

総予算と資金の予算配分が決まったら、次に考えることは、入居時期です。

新年は新居で、とか、新学期は新しい家から通わせたい、など引き渡しの希望日があるようでれば、そこから逆算して家づくりをはじめなくてはいけません。

家づくりの流れをおおまかにいうと、

１．資金計画
２．業者選定
３．土地探し（土地からの場合）
４．敷地調査・プランニング
５．契約
６．工事（地鎮祭・基礎工事・建て方・木工事・各種工事・各種検査等）
７．お引き渡し

になりますが、工事だけでも最低４ヶ月くらいは掛かりますし、プラン決定はお打ち合わせの頻度でも変わりますので、トータルで１年くらいは見ておきたいところです。

４.建てたい家を考える

資金計画を検討し、土地を決め、おおよそのスケジュールを決めて、はじめて「建てる家」を考えることになります。

いきなり「建てたい家」から考え始めると、夢だけが広がりすぎて、予算にあわせるためにやりたかったことを削っていく作業ばかりになってしまいます。これではせっかくの家づくりが楽しくないものになってしまいます。

建てたあとの生活を考え、あらかじめ予算を決めてもらうのはそのために欠かせない手順なのです。

本当に実現したいことを決める

わたしたちMGR真柄工務店は、ご家族全員の全ての希望をお聞きして、話し合って頂くことをお願いしています。その上で、「絶対に叶えたい希望」を2つに絞っていただいています。

そして、そこから予算の許す範囲で叶えられる希望の範囲を拡大していきます。

「希望を全部言ってください」とお聞きして、「ご希望通りでお見積りしたら、この金額になります」と、大幅に予算オーバーの金額を提示するようなことはプロとしてあってはならないと思うのです。

わたしたちMGR真柄工務店が、定価が分かるメニュープランをご用意しているのはそのためです。

１．基本で入っているもの
２．オプションで追加できるもの
３．家を建てるために掛かる諸経費・税金
４．実際に住むために必要なもの（カーテン・エアコン等）

そうしたものすべてを含めて総額でご提示することで、予算のなかで最大限要望を叶えた家づくりが検討できるようにしています。

５．土地を探す

家づくりを、土地探しからスタートされる方は、この段階になってからはじめて土地探しをすべきだと、わたしたちMGR真柄工務店は考えています。

土地が欲しい訳ではなく、家が欲しい筈ですから、欲しい家、自分に建てられる家が明確になってから、土地探しをすべきだと思うのです。

皆さん、掘り出し物の土地をお探しになっていますが、相場より安い金額の土地にはなにかしら理由があるものです。駅から近くて、日当たりもいいし、広さもそこそこ、それでいて安い。…そんな都合のよい土地は残念ながらありません。

賃貸住宅は、建物の質より立地が問われるので、大抵は、交通の便利がいいところにあります。しかし、「買える土地」となると、自分の所有物になる代わりに、駅から多少遠かったり、職場から遠くなったり、それほど広くなかったりと、何をトレードオフしないといけません。

残念ながらこれが現実です。

我々プロが探しても、「掘り出し物」には、ほとんど出会うことはありません。格安な案件にはなにかしらの「理由」があります。

失敗しない土地探しのメソッド

そこで、わたしたちMGR真柄工務店は、こうした流れで土地探しをサポートしています

１．まず、希望のエリアにどんな土地があるか、現在流通している全ての土地情報をご提供します。

２．全ての土地情報の中で、「納得」して頂けるものがあるかないかをみていただきます。

３．次のステップで、資金計画からはじき出した「土地」に掛けられる予算のなかで買える土地を当たっていきます。

選ばれた土地に合うように間取りを変更すれば、総額予算の中に納まる家づくりも可能になります。

失敗しない家づくりのために

子育て世代の方なら、のびのびと大らかに子育てしたいとか、終の住処を検討されている方なら、趣味を楽しむ土間や空間が欲しいなど、家を建てたいと思ったきっかけがそれぞれにあると思います。

こうして考えはじめた家づくりですが、ほとんどの方が大きな壁にぶち当たります。

それは、建築予算です。

そこで、夢をあきらめ、目先の金額でローコスト住宅を建ててしまったり、建売を買ってしまう方が、特に子育て世代では多いのではないでしょうか？

また逆にお金に余裕がある家庭の方ですと、「名が知れたメーカーだし、ここなら大丈夫だろう」と、任せっきりにしたばかりに、掛けた予算に見合わない家を建てられてしまうことも多いようです。

家づくりは一生に一度か二度の大プロジェクト。

間違った手順を踏むことで失敗して欲しくないと思うのです。

ぜひ、わたしたちの家づくりを知ってください。

かしこく、自分たちが建てられる予算で最大限の「いい家」を建てる。

そのためには、ぜひこの家づくりの流れを踏んでいただけたらと思っています。

このステップで建てる家づくりをもっと知りたい方は、ぜひ建築家と協働し、互いの職能を活かした家づくりを提案するわたしたちMGR真柄工務店に一度ご相談ください。

家づくりの流れだけでなく、家づくりにとって大切なことをお伝えできたらと思っています。